※このページではエンジェルズアイズ設立時からのものも紹介していますが、ネットに関する問題は過去も現在も変わりないことを知ってもらうためにあえて当時のページも残しています。
大人はインターネットでどんなことをしているでしょう
- 情報入手
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- 検索
- メーリングリスト
- 遊び・趣味
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- オンラインゲーム
- ネットでつながっているもの同士、または一人でするネットのゲーム
- ネットサーフィン
- 興味に任せてサイトを見て回る
- 本を読む
- ネット配信の本やマンガを読む
- コミュニケーション
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- チャット
- ネットでつながっているもの同士の、文字や音声・ライブによる会話
- メール
- パソコン・携帯を使ってのメールのやりとり
- 掲示板(BBS)
- 一般サイトの掲示板の閲覧・書き込み(2ちゃんねるなどもみている)
- その他
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- 情報発信
- HP・ブログ作成
- 買い物
- オンラインショッピング ・ネットオークション
- アルバイト
- アフリエイト
- 仕事
- チケットの予約・電車などの乗り換え・時刻表
大人でもこんなことが日常的に行われトラブルとなっています
- 所構わず携帯を使っている(病院・電車。歩きながら・運転中)
- 出会い系・チャットによる浮気・ストーカー・殺人
- メールや掲示板での個人への攻撃
- メールや掲示板への荒らしの書き込み、事件予告
- ファイル交換などの違法行為
- オンラインゲームのしすぎで会社にいけない
- 仕事中でもネットでアダルトサイトやチャットにつないでいる
- 普通の主婦でも掲示板に乱暴な書き込みをする
- ネットをしていて家事ができない
- 近所の噂を掲示板に書き込み楽しむ
- 匿名を利用したさまざまな悪質行為
- 裏の仕事依頼、請負など
- [ケース1] 22歳・家事手伝い 女性/人との付き合いが苦手なタイプ
- 親に仕事に就くように言われるのですが、なかなか腰が重く辛いところです。彼女はアニメやマンガが大好きです。
インターネットでアニメのサイトが多くあるのを知り、その中で自分の好きな掲示板を読むのが楽しみ。仕事に就かずインターネットばかりしているので家ではインターネットを禁止されてしまいます。
彼女は親に内緒でネットカフェで掲示板を見るようになります。仕事をしなくてはならないという気持ちのプレッシャーもあり、その反動でまたネットをしてしまう。焦る気持ちとは裏腹にネットにはまっていきます。
面と向って人と話すのは苦手なのですが、掲示板(PC)にはいろいろ話しかけ笑っています。そばに人がいても目に入らない様子で、声をかけてもまるで聞こえていません。
画面をスクロールするスピードも速く、ネットに関しては操作が速やかです。ネットに接続している時以外はゆったりとして、また人に何か言われないと行動できないタイプの女の子です。
ネットをしているときの彼女はまるで別人です。 - [ケース2] 32歳・PCインストラクター 男性
- インターネットのアングラサイトにはまる。ホラー・心霊・猟奇サイトにアクセスするうちに幻覚が見えるようになる。誰もいない自分の部屋でネットをしていると、自分の後ろに人の気配を感じるようになる。
ある日、いつもと同様に夜ひとりでネットをしていると人の気配がして振り向くと男の人が立っていた。
もちろん、現実に人が立っていたわけではなく、幻覚が見えたのだ。
本人も幻覚が見えたことで自分がおかしいと気付きホラー・サイトを見ることをやめる。
その後出会い系サイトにはまっていたが、普通の会社の事務職に転職。会社がインターネットにつなげる環境に無いこと、また仕事が忙しいことがネットから遠ざかるきっかけになり、依存症からも抜け出せた。 - [ケース3] 60歳・会社社長 男性
- 出会い系チャットに1年半ほど、はまってました。チャットで出会った人とメール、携帯電話などで不倫をします。実際に会うことはないのですが、気持ちは充分に不倫です。
特定の人がいても、出会い系サイトで女の友達を求め続けチャットをします。ネットの世界以外のコミュニケーションもなく、チャットばかりの毎日。現実との常識もずれてきます。
何人の人妻をGetしたかが自慢だったり、若くなったような気分。本人にとっては華やかな春がまた来たような気分です。 現実では女性と話す機会もなかった彼にとって、小学生から老女までたくさんの女性と話すことができ、モテモテと錯覚させるネットの世界は捨てられないものになっていました。
そんな社長から取引先の会社の社員の奥さんにある日メールが来ます。
「どうですか、僕と試してみませんか?」
メールを受け取った奥さんは驚き、ご主人にも相談します。
現実ではまさに非常識なメールですが、出会い系サイトやネットにはまっている人の感覚ではそれが「当たり前」となってしまっています。
羞恥心も常識もどこかに吹っ飛んでしまったケースです。