保護者への指導も必要
家庭ではインターネットなどを子供に教える環境がなく、初めてのインターネットを学校で体験する子供も多くいます。
インターネットに触れるきっかけを作る小学校での正しい指導が、後々の子供のネット基礎知識になることも踏まえ、学習に使用するだけではなく、情報モラルや、心身への影響、犯罪被害者・加害者への入り口になることなどの指導も必要になってきます。
中学生になると子供のネット・pcの知識の豊富さや、思春期などが重なりなかなか指導しにくい点もあり、小学校での指導が重要となってきます。
また保護者がネットに対する知識がなく子供に容易にネットを与えている場合や、保護者自身がネット依存や、ネットトラブルに巻き込まれるケースも多くあり、保護者への指導も必要です。
ネット依存の場合は、子供の日常生活や、子供へのネット指導にも悪影響を与えるので、幼稚園などでも保護者対象に「ネット社会(携帯)の歩き方」指導を行う必要も考えて欲しいと思います。
- 全ての先生がネットの知識と危険を確認しましょう
- 子供への情報モラルの指導を必須としましょう
- 学校内に情報モラル部門を設けましょう
- 定期的な講習会+報告会をしましょう(インターネット講習会)
- 保護者に情報提供をしましょう(連絡帳・お知らせ・授業参観)
- 家庭モニターを利用しましょう(家庭におけるパソコン環境など)
- 問題が起きた時のマニュアルを作成しておきます(問題の種類・対処法)
- 家庭や学校で相談できないことを子供が相談できる場所を設けましょう
- 日頃から常にネットについて言葉かけをしましょう(交通ルールと同じです)
- 生徒の様子の変化に気をつけましょう(本人や親がネット依存の場合もある)
- 相談機関を作っておきましょう(他の学校・専門支援団体・法律家・警察)
- 保護者との勉強会、講習会を設けましょう
- 各家庭への指導も必要に応じてしましょう
- 子供に情報の正確さに対する裏づけの指導をしましょう
- 調べ学習などでは即プリントするのではなく、意味を理解して手書きさせましょう
- 宿題で調べ学習をさせる場合、親同伴でするように子供に指導しましょう(小学生の場合)