インターネット・スマホの利用 学びながら考える教室

これまでに行われた教室の内容を掲載しております
参加される際の参考になさってください

第3回 2019年 4月6日

動画との付き合い方を考えるワークショップ
講師・遠藤 美季

第4回 2019年 5月4日

ゲーム大好き、ゲーマーみんなで考える、ゲームとの付き合い方
講師・石徹白 未亜 (いとしろ みあ)

第6回 2019年 9月7日

自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ
講師・石徹白 未亜 (いとしろ みあ)

第7回 2019年 10月12日

自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ
講師・石徹白 未亜 (いとしろ みあ)

第10回 2020年 10月31日

ネットのこれからをSDGsの視点で考える
SDGsとネットの過剰利用予防

講師・吉田 明子 遠藤 美季

第1回「ネット依存を予防しよう!病気にならずにゲームを楽しむために」

開催日
2019年 2月2日 13:30 ~ 15:30 参加10名
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー
今回の参加者
小学生をお持ちのご家族・2組 中学生以上のお子さんをお持ちのお母さん・2名

当日のコンテンツ

ゲームについていろいろ考えてみよう!

(グループごとにアナログ、デジタルそれぞれのゲームの特徴について考えました。)
・種類・必要な人数・特徴・メリット(いいところ)・デメリット(ヤバイところ)などを自由に会話を勧めながらグループごとにまとめ、発表

ゲームについて少し勉強してみよう

【ゲームの特徴やゲームのリスクについて講師による学び】
・ゲーム依存、スマホ依存に陥ったケースの動画などをみながら考える。
・依存には自覚がある場合とない場合がある
・使い過ぎが健康にどのような影響を与えるか

ネットを長時間利用した時に影響のありそうな「体の部位を〇で囲もう」

【自分の一日の時間配分をシートに書き込んでもらう】

今回あげられたいろいろなゲーム

●アナログゲーム
【室内】
トランプ、五目並べ、しりとり、百人一首、将棋、オセロ、UNO、花札、けん玉、コマ、かるた、なぞなぞ、囲碁、人生ゲーム、すごろく、福笑い、カードゲーム、野球盤、ダーツ、もぐらたたき、カプラ、ルーレット、人狼ゲーム、ボードゲーム、麻雀、黒ひげ 等
【屋外】
かくれんぼ、だるまさんがころんだ、おにごっこ、こおり鬼、ゴムとび、かくれんぼ、ボールゲーム 等

●デジタルゲーム(オンライン・オフライン)
ゲームウォッチ、LINEのゲーム、ファミスタ、プニプニ、ドンキーコング、なぞとき、マリオゲーム、モンスト、パズドラ、脱出ゲーム、マリオカート、スーパーマリオ、ツムツム、にゃんこ大戦争、ファイナルファンタジー、マジックキングダム、ドラゴンクエスト、マリオ、フォートナイト、マイクラ、カービィ、荒野行動、インベーダーゲーム、テトリス、パックマン 等


今回2組の家族と、それぞれ中学生、社会人のお子さんをお持ちのお母さん2名の参加がありました。
それぞれのグループで額を寄せ合い話し合うというスタイルです。
なかなか自宅では家族でゲームについて向き合う時間はないようですが、ゲームの話だけでなくわが子がどのように他人と会話をするのか、どんなことを考えているのかなどの気付きもあり、親子にとってはいいきっかけにもなったと聞きました。

参加したお母さんは、「デジタルは一人でできるけど、アナログゲームは一人ではできないもので、家族で一緒に楽しむ時間を作るべきだった」とハッとしたようにおっしゃっていました。

時代や時間の流れに身を任せながらついなにかを忘れがちになっているのは私たち大人、だれにでもいえることのように思います。
時代を否定するではなく大事なものを忘れずにいることがこの時代、端末に依存せずに暮らしていくヒントになるのかもしれません。

今回小学5年生の男の子と女の子が参加してくれたことで、いろいろな気づきがありました。
クラスメートのゲーム利用状況を客観的にみている子どもたちで、自分の利用についてもしっかり自覚しており、今回の学びの場を楽しく盛り上げてくれました。

オンラインゲームに依存しやすい理由のひとつに、イベントの更新や常にアップデートされるという点があります。
今回、小学生の発表の中に「アナログのゲームにはアップデートがないから飽きる」との言葉があり、アナログのゲームの楽しさはどこにあるのかを子どもたちに体験しながら理解してもらうことも大事だと感じました。
みなさんはアナログゲームの楽しさは何だとお思いになるでしょうか。

以前、北海道新聞の記者さんに北海道胆振東部(いぶりとうぶ) 地震の際、学校が休校になり、「子どもたちが一日中ゲーム機やスマホを持って、みなでゲームをしていて困るのだがどのような言葉がけをしたらよいのか」との質問をいただきました。
親は仕事が休みにならず出勤するので、子どもが自由にゲームをしている状況だったそうです。
「節電でみなが電気を大事にしている状況だから今はゲームを減らしたら誰かのためになってるということだね」、「電気がないときこそ、アナログのゲームをやるチャンス!」という、災害の時だからこそネット依存の予防を促す機会にもできると、前向きに節ネットに取り組むようにおすすめしたことがあります。
(デジタルの画面と向き合うだけで多くの時間を過ごすと運動不足に拍車がかかり、『エコノミークラス症候群』になる可能性もあります。)

今回の講座では、アナログの楽しみを知らずにデジタルゲームだけで育った子どもたちにとっては、ただアナログゲームを渡しても、大人の働きかけや協力がないと楽しみを実感できるまで時間がかかる、など難しいということもわかりました。
子どもだけで盛り上がれる状況が作れない場合は、こどもたちが集まる場所では一緒に楽しむ大人がいるのもいいですね。

いいところも悪いところもあるインターネットのゲーム
どうやったら楽しく健康的に楽しめるかぜひみんなで考えてみてほしいです


第2回「ネット依存をなんとかしたい~なぜ自分はネットを見すぎるのか考えるワークショップ~ 」

開催日
2019年 3月2日 13:30 ~ 15:30 参加者 大人6名
講師
石徹白 未亜 (いとしろ みあ) ネット利用や依存をテーマにライターとして活動中
今回の参加者
お子さんやご自身が現在ネットと適度な距離なのか気になるお母さんや、お子さんがネット依存と思われる状態で心配を抱える親御さんが参加されました
※ネット依存の当事者の参加も予定していましたが、いらっしゃった方はご家族の方だけでしたので当日のプログラムを変更しました

当日のコンテンツ

なぜネットにはまるのか

講師自身の経験とその時代よりネットが依存しやすい環境であること

ワーク

お子さんに「こう言ったが、効果がなかった。」という言葉を考える

「どうしたら難しいネットから現実にいる理由を考えてもらえるのか」

相手に響く言葉、相手が困惑する言葉を考える
相手を知ることが必要
・子どもに伝える相手はどんなひとがいいか
・使えるアプリの紹介


-講師からのコメント-

6名の方のご参加があり、ワークショップの形でそれぞれの方の貴重なお話しをいただきました。

当初は依存している当事者向けのワークショップだったのですが、いざ開催したところ、参加者の方全員が「お子さんのネット利用(主としてゲーム)に困っている保護者」であり、依存当事者の方に来てもらうというハードルの高さは今後の課題でもあります。

お話しを伺った感想として、しみじみ「親の心子知らず」だなと。子供を心配しているけれどなかなかその思いがうまく伝わらず、むしろ反発されてしまう。親というのは切ない仕事だとしみじみ思いました。

しかし一方で「子の心親知らず」でもあります。親から言われたら、たとえそれが正論だろうと何より「指図」された悔しさに反応し、イライラするのが子供だと思います。

よって「何を言うか」でなく「誰が言うか」だと思います。

残念ながら「親が子に言う」は相手が素直に聞いてくれることをかなり期待できない関係性です。
親子の関係ではない、子供にとって横(友達)もしくは斜め(塾や習い事の先生)の関係の人が「ゲームをやりすぎないようにするとこんないいことがある」と言えば子供には響くのではないでしょうか。

友達だってみんなゲームに夢中で、ゲームをやりすぎてない子なんていないのでしょうが、そんなときこそネットです。

今ネットで「お子さんがはまっているゲーム名 やめた」でググれば、そんなブログがたくさんひっかかりますよ。そういったブログを親が紹介するのでなく、塾や習い事の先生から本人に伝えてもらう、などする方がまだ受け入れようかなという気持ちになると思います(しみじみ親とは切ない仕事です……)

一点気になったのが「お子さんがゲームにはまっているが、何のゲームか知らない」 ケースが少なからずあったことです。「得体のしれないスマホという化け物に子供が魂を吸い取られていて不愉快だ」と思う気持ちは察しますが、ゲームもいろいろなジャンルがありますし、上でググるときも、ゲーム名が分からないとググれないですよ。ゲームでなくSNSでも一緒です。インスタなのか、twitterかで、利用者のタイプは大きく異なります。

担当講師 石徹白 未亜(いとしろ みあ)


第3回「動画との付き合い方を考えるワークショップ 」

開催日
2019年 4月6日 13:30 ~ 15:30
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

当日のコンテンツ

少ない参加ながらも大人と子どもが一緒に動画について学ぶことができました。
動画に対するリアルな小学生の考え方や利用のしかたを大人が学び、動画の特徴から自分たちはどんな利用の仕方をするのがよいのか自分で考えるいい機会にもなりました。
小学生でもエロ、グロという言葉が友達同士の会話のなかにあり、有害情報に触れている友達がいることもその様子から察することが出来た一方で、自分の家庭だけでフィルタリングをかけているだけでは有害情報が防げないことも実感できたと思います。
また、どうしても長時間の利用になってしまうことも理解する中で他の家庭ではどのような使い方をしているのかなど、お互いの話を参考にすることによりできました。
いろいろある動画についてその特徴や適正年齢について、利用しているユーザー層についてなどの知識を親子で得て、共有することで、改めて利用する際に気を付けることを家庭で話題にするきっかけになったようです。

使ったことのある動画

  • Youtube
  • ニコニコ動画
  • Amazonプライム
  • AbemaTV
  • Jmooc(大人版)
  • インスタグラムストーリー
  • Cookpadの動画
  • デリッシュキッチン
  • TikTok
  • チャレンジキッズ(ベネッセの中の動画)
  • Zoom(入る人を限定できる)
  • スタディサプリ(中高生)

メリット(いいところ)

  • 好きな動画が見られる
  • いろいろあって飽きない
  • 時間と場所を選ばない
  • 参考になる、アイディアがわく(レシピとか)
  • 言葉よりわかりやすい
  • 何度でもも繰り返し見られる
  • 無料で見られる
  • 面白い
  • 子守になる

デメリット(問題点)

  • 参考にならない動画もある
  • 宿題をやらなくなる
  • 目が悪くなる
  • 次のオススメで長時間見てしまう
  • 子どもがまねする(よくないことをまねする)
  • 関連動画で見て欲しくないものが表示されてしまう
  • 好きなものが偏る
  • TVに映して見るのでTV番組が見られない

投稿することのメリット

  • 自分の得意なことを動画投稿することで深められる
  • "いいね!"をもらえる
  • 有名になるチャンスがある→TVよりもカンタン
  • アイドル気分が味わえる(アート方面の人も)
  • 誰でも投稿できる
  • 共有できる(グループ動画など)
  • らくらく連絡網

投稿することのデメリット

  • 悪い人に狙われやすい
  • 顔からプライバシーを特定されるかも
  • 面白くない!といわれ傷つく
  • 著作権等 知らずに法律に違反する
  • 誰に見られているかわからない
  • 時間制限公開は無意味(転送されるなど)
  • 勝手に他人が自分を無断で公開するケースもある

これらのことを話題にしながら大人も子どももその場でわからないことを聞き合ったり、自分の考えを話すことができました。少人数だと普段お話しが苦手な子でも気持ちを言葉にしやすいようでよかったです。 また、親御さんも自分の意見知識を押し付けることなく、子どもの言葉を上手に引き出している姿がみられました。


第4回「ゲーム大好き、ゲーマーみんなで考える、ゲームとの付き合い方」

開催日
2019年 5月4日 13:30 ~ 15:30
講師
石徹白 未亜 (いとしろ みあ) ネット利用や依存をテーマにライターとして活動中
今回の参加者
第4回はゲームに関する仕事をされている方、依存研究を行う方を交えてのゲーム利用についての座談会になりました

当日のコンテンツ

出たお話を一部だけ共有します。

  • 子供はあっさり騙されゲームのIDを渡してしまう「学校行っている間にレベルアップするよ」など。子供側がハッキングでIDを盗むケースも
  • 今のゲームは昔の売り切りのゲームと異なり終わりがない。また、日課や、人からプレゼントをもらったり、あげたり(あげたら返さないと、という気持ちになる)ハマらせるシステムが上手にできている。
  • ソシャゲは待ち時間を作らされる(体力ゲージ等の回復)、依存症対策だと言うあの仕組みはかえってフラストレーションがたまるのではないか。
  • 月額定額制時よりするよりガチャの方が会社としては売り上げが増えたというケースも。
  • 依存したときの快楽物質は報酬がでたときでなく期待したときに出るので、ガチャは外れても利用者にしてみれば楽しい。
  • 依存は結果であり、原因はさまざまである。そのため人にひとつの基準を押し付けるのは違う。一人ひとりの生き方に寄り添ていくようにしたい。

-講師からのコメント-

今後も様々な方と情報共有、交換ができれば幸いです。参加者の皆さまには貴重なお話をいただきあらためてありがとうございました。

担当講師 石徹白 未亜(いとしろ みあ)


第5回「赤ちゃんと親とスマホのいい関係って? スマホ利用のルーティンを作る」

開催日
2019年 7月6日 13:30 ~ 15:30
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

内容

自分なりのスマホの利用のルーティンをみつけてみませんか?
「スマホ育児っていけないの?」
「自分のスマホ利用が子育てにメリットorデメリット?」
「乳幼児にスマホを見せるのは本当にNGなの?」
「スマホ依存、赤ちゃんは大丈夫?」
子育て中の親やおじいちゃんおばあちゃん、スマホに関していろいろな疑問や悩みがあると思います。
そんな疑問をみんなで共有しながらスマホの使い方ををかんがえましょう。

第6回「自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ」

開催日
2019年 9月7日 13:30 ~ 15:00
講師
石徹白 未亜(いとしろ みあ) ネット利用や依存をテーマにライターとして活動中

内容

デジタルデトックスの各種イベントを見ると「自然と触れ合う」系が多いものです。
アスファルトとは違うふかふかした草の上を歩いて青々しい草の匂いをかいだり、青空の下体を動かすのは確かに「ネットの四角い画面以外の価値」を知る得難い貴重な経験ですし、気持ちがいいものです。
しかし私(講師)自身は地方出身で、通学路が遺跡や田んぼのあぜ道で、おやつ代わりにその辺に生えてる花の蜜を吸っていました。
東京在住の方の少なくとも五倍は自然とふれあって育ちましたが、小さいころからインドア派で、大人になってからネットにどっぷりつかりました。
自然の触れ合いが「効く」タイプもいれば「効かない」タイプもいるのではないかと思います。また、都会に暮らす人ではなかなか日常的に自然と触れ合えない人も少なくないでしょう。
ということで今回「自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ」をお送りします。自然と触れ合いませんが、家に帰ってからすぐ使える、自分に合ったデジタルデトックスの方法を自分で見つけていくワークショップになります。

第7回「自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ」

開催日
2019年 10月12日 13:30 ~ 15:00
講師
石徹白 未亜(いとしろ みあ) ネット利用や依存をテーマにライターとして活動中

内容

デジタルデトックスの各種イベントを見ると「自然と触れ合う」系が多いものです。
アスファルトとは違うふかふかした草の上を歩いて青々しい草の匂いをかいだり、青空の下体を動かすのは確かに「ネットの四角い画面以外の価値」を知る得難い貴重な経験ですし、気持ちがいいものです。
しかし私(講師)自身は地方出身で、通学路が遺跡や田んぼのあぜ道で、おやつ代わりにその辺に生えてる花の蜜を吸っていました。
東京在住の方の少なくとも五倍は自然とふれあって育ちましたが、小さいころからインドア派で、大人になってからネットにどっぷりつかりました。
自然の触れ合いが「効く」タイプもいれば「効かない」タイプもいるのではないかと思います。また、都会に暮らす人ではなかなか日常的に自然と触れ合えない人も少なくないでしょう。
ということで今回「自然と「触れ合わない」デジタルデトックスワークショップ」をお送りします。自然と触れ合いませんが、家に帰ってからすぐ使える、自分に合ったデジタルデトックスの方法を自分で見つけていくワークショップになります。

第8回「スマホ時代を素敵に暮らすコツ ~無自覚依存を予防するマインドフルネス~」

開催日
2019年 11月2日 13:30 ~ 15:00
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

内容

家族みんながスマホを持ち、日常的に利用する時代。
気づかぬうちにスマホ中心の生活となり、スマホがなければ不安と感じるノモフォビアと呼ばれる人も年齢を問わず増えています。
大切な人生スマホだけに振り回されて過ごすのはもったいないかも・・。
スマホを利用しながらも自分なりに素敵に暮らすコツを考えてみましょう。
・無自覚にスマホに依存している?
・スティーブジョブズもやっていたマインドフルネス
・ビジネスやスポーツの世界だけでなく普通の家庭でも必要な時代
・日常にマインドフルネスを取り入れみよう

第9回「スマホ時代を素敵に暮らすコツ ~ネット利用と脳との関係・ネット依存を予防するマインドフルネス~」

開催日
2019年 12月21日 13:30 ~ 15:00
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

内容

家族みんながスマホを持ち、日常的に利用する時代。
気づかぬうちにスマホ中心の生活となり、スマホがなければ不安と感じるノモフォビアと呼ばれる人も年齢を問わず増えています。
大切な人生スマホだけに振り回されて過ごすのはもったいないと考えている方。
スマホを利用しながらも自分なりに素敵に暮らすコツを考えてみましょう。
・自分や家族は、日ごろ無自覚にスマホに依存しているのかもしれない。
・マインドフルネスはビジネスやスポーツの世界だけでなく普通の家庭でも必要な時代
・日常にマインドフルネスを取り入れみよう

第10回「ネットのこれからをSDGsの視点で考える」 他「SDGsとネットの過剰利用予防」

開催日
2020年 10月31日 13:30 ~ 15:30
講師
吉田 明子 SDGsビジネスマスター(過去ネクソン、デジタルアーツに勤務)
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

内容

PPT(パワーポイント)による講座とグループワーク(カードゲーム

インターネットに依存した私たちの暮らしは「経済」「環境」「社会」にどのような 影響を与えそれぞれのバランスはどう変化しているのでしょう。
世界が直面している問題を解決すべくかかげられた国際目標SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))。
聞いたことがある人も、ない人も一緒に勉強してみませんか。
SDGsに興味がある人だけでなく、ネットの長時間利用や、ネットがやめられないな どの心配や悩みを抱えている人も 自分自身のネットの利用について考える時間になると思います。

第11回『エンタメから学ぶ"ネット"の世界 映画編』 オンライン開催

開催日
2021年 10月30日 13:00 ~ 15:00
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー

ネットの便利さ、楽しさ、リスクをを学ぶ方法は学校の授業や講演だけではありません。 自分や他人の経験、そしてエンターテイメントからも学ぶことはたくさんあります。 歌、アニメ、マンガ、映画、自分が楽しみながら気づいたらネットの危険も回避する方法を身に着けられたら・・・ そんな思いを伝えたいと思います。

当日の参加者は20代~60代。
出版社、ゲーム会社、スクールポーター、ジュエリーショップ経営者など、多彩な立場の参加者と楽しい時間を過ごしました。

内容

紹介した映画は ザ・インターネット、スノーデン、ソーシャルネットワーク、サーチ、香港国際警察、ブラックサイト。
参加者での意見交換は映画にとどまらず、最近のエンタメの話題から、おススメ動画までどこまでも広がる会話でした。
以下、その一部を紹介いたします。

感想

◎ザ・インターネットを見たいと思った。
ダイヤルアップ回線時代に自分もゲームをしていたが当時すでになりすましがあったことに驚いた。

◎今子どもたちはゲームをするときネットにつなぐのが当たり前で子どものネットリテラシーは高く、大人でも分からないことをしていてすごい。一方経験が少なくて、危ないことを予測するのは難しい。子どもたち向けの映画を通じて子どもたちが学べたらいい。

◎スノーデンは何となく知っていたがどのような人か知らない。実話なので興味がわいた。
紹介された映画は全部面白そうなので一つずつみてみたい。

◎ザ・サークルが見たい。出ている俳優がいい。また自分もSNSをやっているが「イイネ」が欲しい気持ちはわかる。数百万のイイネがどうなるのか気になる。

◎娘が横で聞いていたが一緒に聞けてるのは良かった。娘からは「ブラックサイト」について最近Netflixで2021年に公開されたクリックベイトが良く似ていると話している。

◎香港国際警察面白そう。自分は映画を見るのが苦手だが、短いフィクションは結構見ていると思う。Fラン大学就職チャンネルが面白い是非Youtubeで見てみて欲しい。あと子どもに上から「あーしなさい、こーしなさい」は響きにくいと思うので映画などで伝えるのはいいと思う。

◎映画は良く見ている。観た映画もあったが、インターネットとの関係としての目でみたことはなかった。 違った視線でもう一度見てみようと思う。

その他

・長尺なため、今後映画はますます敬遠されるかな?という思いがある。映画の間とか風景が20秒流れるなど作り手の意図が読み取ってもらえなくなる。もっと映画を愛して欲しいな。

・短く楽しみたいというのは最近の若者の風潮。今はサブスクであびるように音楽を聴いている。イントロがあると飛ばしちゃう。

・いろんなエンタメにまみれている、記憶にのこしておくことを考えると、細切れ文化、エンタメまみれはどうかと思った。

・アプリ開発会社はわずかな時間をいかに奪うか死ぬほど考えている。ちょっとでも退屈な要素があると今の人は気長に待たずにアプリをアンインストールしてしまう。

その他: 野心あるネットユーザーに必要なこととは・おススメTwitter・動画などなど