インターネット・スマホの利用 考えながら学ぶ教室
第1回「ネット依存を予防しよう!病気にならずにゲームを楽しむために」レポート

開催日
2019年 2月2日 13:30 ~ 15:30 参加10名まで
講師
遠藤 美季 ネット依存アドバイザー・情報モラルアドバイザー
今回の参加者
小学生をお持ちのご家族・2組 中学生以上のお子さんをお持ちのお母さん・2名

当日のコンテンツ

ゲームについていろいろ考えてみよう!

(グループごとにアナログ、デジタルそれぞれのゲームの特徴について考えました。)
・種類・必要な人数・特徴・メリット(いいところ)・デメリット(ヤバイところ)などを自由に会話を勧めながらグループごとにまとめ、発表

ゲームについて少し勉強してみよう

【ゲームの特徴やゲームのリスクについて講師による学び】
・ゲーム依存、スマホ依存に陥ったケースの動画などをみながら考える。
・依存には自覚がある場合とない場合がある
・使い過ぎが健康にどのような影響を与えるか

ネットを長時間利用した時に影響のありそうな「体の部位を〇で囲もう」

【自分の一日の時間配分をシートに書き込んでもらう】

今回あげられたいろいろなゲーム

●アナログゲーム
【室内】
トランプ、五目並べ、しりとり、百人一首、将棋、オセロ、UNO、花札、けん玉、コマ、かるた、なぞなぞ、囲碁、人生ゲーム、すごろく、福笑い、カードゲーム、野球盤、ダーツ、もぐらたたき、カプラ、ルーレット、人狼ゲーム、ボードゲーム、麻雀、黒ひげ 等
【屋外】
かくれんぼ、だるまさんがころんだ、おにごっこ、こおり鬼、ゴムとび、かくれんぼ、ボールゲーム 等

●デジタルゲーム(オンライン・オフライン)
ゲームウォッチ、LINEのゲーム、ファミスタ、プニプニ、ドンキーコング、なぞとき、マリオゲーム、モンスト、パズドラ、脱出ゲーム、マリオカート、スーパーマリオ、ツムツム、にゃんこ大戦争、ファイナルファンタジー、マジックキングダム、ドラゴンクエスト、マリオ、フォートナイト、マイクラ、カービィ、荒野行動、インベーダーゲーム、テトリス、パックマン 等


今回2組の家族と、それぞれ中学生、社会人のお子さんをお持ちのお母さん2名の参加がありました。
それぞれのグループで額を寄せ合い話し合うというスタイルです。
なかなか自宅では家族でゲームについて向き合う時間はないようですが、ゲームの話だけでなくわが子がどのように他人と会話をするのか、どんなことを考えているのかなどの気付きもあり、親子にとってはいいきっかけにもなったと聞きました。

参加したお母さんは、「デジタルは一人でできるけど、アナログゲームは一人ではできないもので、家族で一緒に楽しむ時間を作るべきだった」とハッとしたようにおっしゃっていました。

時代や時間の流れに身を任せながらついなにかを忘れがちになっているのは私たち大人、だれにでもいえることのように思います。
時代を否定するではなく大事なものを忘れずにいることがこの時代、端末に依存せずに暮らしていくヒントになるのかもしれません。

今回小学5年生の男の子と女の子が参加してくれたことで、いろいろな気づきがありました。
クラスメートのゲーム利用状況を客観的にみている子どもたちで、自分の利用についてもしっかり自覚しており、今回の学びの場を楽しく盛り上げてくれました。

オンラインゲームに依存しやすい理由のひとつに、イベントの更新や常にアップデートされるという点があります。
今回、小学生の発表の中に「アナログのゲームにはアップデートがないから飽きる」との言葉があり、アナログのゲームの楽しさはどこにあるのかを子どもたちに体験しながら理解してもらうことも大事だと感じました。
みなさんはアナログゲームの楽しさは何だとお思いになるでしょうか。

以前、北海道新聞の記者さんに北海道胆振東部(いぶりとうぶ) 地震の際、学校が休校になり、「子どもたちが一日中ゲーム機やスマホを持って、みなでゲームをしていて困るのだがどのような言葉がけをしたらよいのか」との質問をいただきました。
親は仕事が休みにならず出勤するので、子どもが自由にゲームをしている状況だったそうです。
「節電でみなが電気を大事にしている状況だから今はゲームを減らしたら誰かのためになってるということだね」、「電気がないときこそ、アナログのゲームをやるチャンス!」という、災害の時だからこそネット依存の予防を促す機会にもできると、前向きに節ネットに取り組むようにおすすめしたことがあります。
(デジタルの画面と向き合うだけで多くの時間を過ごすと運動不足に拍車がかかり、『エコノミークラス症候群』になる可能性もあります。)

今回の講座では、アナログの楽しみを知らずにデジタルゲームだけで育った子どもたちにとっては、ただアナログゲームを渡しても、大人の働きかけや協力がないと楽しみを実感できるまで時間がかかる、など難しいということもわかりました。
子どもだけで盛り上がれる状況が作れない場合は、こどもたちが集まる場所では一緒に楽しむ大人がいるのもいいですね。


いいところも悪いところもあるインターネットのゲーム
どうやったら楽しく健康的に楽しめるかぜひみんなで考えてみてほしいです