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064. 受験なのにネット依存 2009/11/08
ジャメン
今 高校3年生 受験生です。
私はオンラインゲームを夏休みから始めて、どっぷりと浸かってしまいました。部活も引退し予備校へ通っていたのですが、予備校の授業についていけず、結局勉強から逃れるために1日8時間ぐらいネットに接続していました。
夏休みに入ったときにネトゲに出会い、そこからネットゲーム生活が始まりました。夕方の4時半ごろ起きて、そのまま深夜の3時半までずっとネトゲという怪奇的な生活を、夏休みは送っていました。
予備校は7月からずっとさぼり、けっきょく今日まで1度も行ってません。11月になってしまい進路実現は絶望的と言えます。唯一私が運がよかったことは、1週間前ぐらいにオンラインゲームを解約し、退会できたということです。
こころには大きな穴が空いていて、まるで抜け殻みたいな状態に今います。その空虚な感覚から逃れたいために勉強もせずネットにのめりこんでしまっています。1年前部活をやっていたときも、実はネットで出会って女の子とデートをしたこともありました。
私は本当に人間のクズです。自分をコントロールできません。勉強がつらければ逃げ、現実がうまくいかなければ逃げて、すべてから逃げようとしてしまいます。容姿も悪く、彼女も当然いません。ネットに常時接続しているのでまるで勉強もできません。
もうホントに頭がおかしくなりそうです。最近は学校に行きたくないと思うようにもなりました。私はこのまま大学にも行けず、浪人し、そしてまた逃げると思います。悔しいです。
何もできない自分が悔しい。ネットに操られて、依存して、
返信(管理人)
ジャメンさん
受験はネット依存でなくとも大変辛く、厳しいものです。
支えになるものは自分自身の強さと希望となってくると思います。
とても気になったのは、ジャメンさんが自分に対して否定的な考え方をしていることです。
17才という年齢は、まだまだ無限の可能性を持っています。
年齢的な制限もなければ、体力もある。
自分が思えば多少のことなら叶う年齢です。
例えば、50過ぎてから、システムエンジニアやモデル、映画制作などをやりたいと思っても、時間・経済・記憶力・体力どれも 17才のときとはまるで違い、願いが叶う可能性は ぐんと低くなります。
ジャメンさんは生活しているだけで、それだけ有利な立場にいるのです。
せっかくオンラインゲームのアカウントなどを捨てて生活を変えようと思ったのだから、すべてポジティブに考えてください。
今、大学は希望すれば必ずどこかに入れるような状況だといいます。
今までの後悔はたくさんあると思いますが、志望校はたとえ下げても、そこで、今までと違った暮らしをしてみてはどうでしょう。
ネットで空いた大きな穴は、ネットで埋めようとしても無理です。
ツールを変えても、やっていることは同じです。
現実が充実しなければ、今までとなんら変わらないのですから。
幸いまったく何もないのではなく受験という目標もあるのです。
気分転換は体を動かす、環境を変えるのが一番です。
天気のいい日は外にでて、ぷらっと散歩をしてみてください。
今まで気にもかけなかった道端のものが見えてきたり、ラッキーな場合、体中の感覚が目覚める気もするかもしれません。
パソコンの前で悩み後悔し、自分に否定的になっていてはなにも変わりません。
苦しい気持ちは受験生はみな同じ。
結果を恐れて逃げずに、結果を生み出す行動に移ってください。
それに人生は大学ありきではないのです。
自分自身、を大事にし、周囲にも目を向けていればいい流れはくるはずです。
無理にネットで人間関係を築かなくても、あせらなくてもいいのです。
ジャメンさんの世界はこれから広がっていくのですから。
とにかくなるべく朝起きて、体を動かし、てみてください。
ネットの奴隷になっていては、本当の自由はつかめません。
ネットはあなたの道具でしかないのです。
返信(ジャメン)
だれにも相談できず、ずっと悩んでました。ありがとうございます。とても貴重なアドバイスをいただけました。
私はまだ高校生で、やりたいこともたくさんあります。それをネットによって時間を浪費させ、まるで生産的ではない生活を送ってきてしまいました。
自分がまだ10代であり、時間を惜しんで勉強すべきこのときに、私は何をしていたのだろうと後悔の思いは日々強くなる一方です。
先日 学校を休んでしまいました。家にいた祖父が心配してくれて、いっしょに隣の市にある大きな公園に散歩にいきました。3時間ぐらい歩きました。
体を動かすとやはり何かが違います。いままで運動もせず、ただパソコンの前に座っていただけだったので、イライラや集中力が全く持たなかったり、いろいろ体の不調がでていました。
運動をして、あらためてその大事さに気付きました。
これからの進路は目標をさげて少しでも前に進もうという考えに切り替わりました。けっきょく偏差値の高い大学には手は届きませんし、時間が足りません。なので、思い切って受験のことは気楽考えるようにしてみました。
偏差値やブランドで選んでた自分を反省し、もう一度やりたいことをしっかり決めて大学に進もうと思います。
現実がうまくいかないとき、どうしても逃げてしまう癖がついてしまったので、それをネットにぶつけないように、これからは自分のやるべきことをしっかり見つけていきます。
まだ朝起きるのがつらかったり、ネットの接続時間も長いですが、気持ちは少しずつ良い方向へ向かってます。
今は少しでも前に進めるように、運動しながら、将来のやりたいことを探していこうと思います。