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041. 息子のネット依存を治すにはどうしたら? 2007/09/24
リンリン
初めまして、ネット依存の高校生の息子を持つ母親です。
よろしくお願いいたします。
息子は小さい頃から、テレビゲームが大好きでした。
時間を決めてはいましたが、なかなか守れないものですね^^;
それが、今ではネットゲームに変り、中学ではたまたまPCが壊れてしまったので、ちょうどよかったのですが、高校受験を条件に、兄弟だけで使えるPCを購入しました。
ほぼ、長男ですが、一人独占しています。
高校生活には、期待していました。
学校へでかけて、部活をして遅く帰ってくる。
そして、きっと勉強もするだろう・・・と。
実際は、しばらくは部活して帰ってきましたが、あまり活発な部活ではないらしく、早々と帰ってきては、PCの電源を入れています。
寝るまでやっています。寝るのは、12時ぐらいだったものが、今は言わないとやめません。
最近では、無線ランでつないでいるので、ランカードを抜いてしまう・・・という、強制的にネットにつながないようにしています。
でも、翌日には、「差すやつを貸して」と言っては、毎日同じ状態です。
ここ最近では、翌日が休みの、金、土は、徹夜して、朝から昼間で寝ています。
症状としては、
・自分からは決してやめない
・やれないとイライラする
・ネットゲームができなければ、TVゲームをやっている
・テレビはまったく見ない
・時々買い物に誘いますがまったくついていかない
などなど、きりがありません><
無理やりやめさせてもいいものなのか、そうなるとどうなってしまうのか、心配で結局同じことの繰り返しです。
原因は、わたしにもあると思います。
仕事がら、自宅でPCを使っての作業がほとんど、一日中PCはついていて、家事の合間にメールチェックをしたり、返信したりです。
わたしも、依存症かも・・・?と、思いましたが、家事はもちろんありますし、他にもボランティアで、いろいろしています。
息子も他に興味をしめしてくれるといいのですが。
夫の協力はむずかしいです。反抗することはわかっているので、まったく何も注意しません。
わたしも注意しては、「きっとうっとうしいと思っているよね」ということは、百も承知です。
でも、ほっとけません!
何かいいお知恵があったら・・・
よろしくお願いいたします。
返信(管理人)
リンリンさん
とても難しいご相談なので、できれば、たくさんの方の知恵や経験、体験を集めたいところですね。
体験談は失敗談も成功談もぜひ聞きたいところです。
以前書きましたように、依存のパターンと、本人の性格、生活、育った環境、などから、依存症には 「こうすれば大丈夫!」という型どおりの決定打が 無いものと思っていいかもしれません。
でも、諦めたらおしまいです。
りんりんさんが親の責任と愛情で息子さんを放ってはおけない気持ちがよくわかります。
ある家族は子供をネットから離すため、ニュージーランドの田舎に引っ越しました。
普通の家庭ではできない選択ですが、いかにオンラインゲームを自制しながら使うことが難しいかの判断の一つかもしれません。
以前「漢40代さん」が書き込まれていましたが 家族が見守ってくれているのが一番ということもあるのかもしれません。
ただ、大人と子供では大きな違いもあるでしょう。
過去の書き込みの中で書かれている様々な試行を 息子さんにあてはめてみたり、ネトゲストッパーのようなサイトが自然に息子さんの目に触れるようにできるといいかもしれません。
症状についてはほとんどのゲーム依存の人が 同じような状態ではないでしょうか?
ただ、高校3年の男子だと、親と買い物というシーンは あまりないようにも思えます。
誘うならもっと別の場所がいいかもしれません。
ドライブ、キャンプ、映画。
友達から誘ってもらうということは考えられますか?
3年ほど前にあるネット依存を特集していた番組で、自衛官をしていた男性がネット依存ゆえに、しごとをやめてしまい、食事は母が運び、昼夜関係なく「寝て、食べて、PCの前に座ってゲーム」という3つのパターンのみの生活を繰り返し体重は100kgを軽く超え暗い室内で、ひとりでPCの画面をみて話、大声で笑っている姿を放送していました。
客観的にみて、驚くような生活と考え方ですが、オンラインゲームがコントロールできなくなった先に彼のような未来が待っていると、あらかじめわかっていればそうはならないのかもしれません。
息子さんが自分の未来像を想像することができ、他のことに興味を持てるといいのですが・・・・・
回答になっていませんが、他の方のご意見も是非おうかがいしたいと思います。
ご自身が依存の方、ご家族が依存の方、またネット以外の依存を克服された方のアドバイスもお待ちしてます。
返信(リンリン)
管理人さん
相談にのっていただき、ありがとうございました。
これはという解決策ももちろんですが、 こうやって話を聞いていただくだけでも、少し気持ちが楽になります。
こちらに書き込ませていただいたあと、他にも息子さんが・・・という事例があることに気づき、プリントアウトしました。
家の中で話していては、近くにPCもあることですし、近くの喫茶店へ出かけました。
ちなみに、息子は高校1年です。
中1の弟も一緒に、モーニングに行こうと誘って、そのプリントアウトしたものを見せました。
場所を変えることで、冷静に話しができ、よかったと思っています。
自覚はないものの、あきらかに症状はあてはまることを伝え、これから先のことなど、いろいろ話せたと思います。
ちょうど学校の試験が二人ともあと1週間ほどで始まることもありましたので、今やるべきことを紙にかいて、PCに貼り付け、一日にやることを終えたら、ゲームをするっていうのはどう? と、提案したところ、 「1週間前になったら、ゲームはやめる」 と、言ってくれました。
でも、テストが終わると元の生活ではなんにもなりません。
これからのことを思うと、すぐにではありませんが、 少しずつ、声かけをしていきながら、気長に見守っていきたいです
こちらの他の方のも大変、参考になります。
テストが終わったらどうだったか、など、報告もさせていただきますね。
ありがとうございました。
返信(管理人)
りんりんさん
家の外で息子さんたちと話ができてよかったですね。
なかなか外にでるのもままらなないケースも多いようです。
最近では、兄が自分のいないときに弟にゲームをさせ弟の生活が乱れるケースや、 自分が時間がなくゲームができず一向に上がらないレベルや少ないアイテムを買うために リアルマネーを投じるという事例も増えています。
兄弟で、落とし合うではなく、ルールを守り合うように利用できるといいですね。
テストの結果がよくても、悪くてもゲームにのめる原因にもなり得るかもしれません。
自分たちで決めたルールを守ることが大事なことなのかもしれません。
りんりんさんもお母さんとして大変でしょうが、ご主人に話だけ聞いてもらう、よければ上手に息子さんたちと関わってもらうべく、頑張ってくださいね。
またなにかのときには、気負わずにこのサイトをご利用ください。
返信(リンリン)
久しぶりに、こちらのページを拝見しました。
去年の9月には、お世話になりました。
依存症であった長男は、今もネットゲームはしております。
ただ、本当に少しだけ!
高校1年では成績もこれ以上落ちるところがないぐらいになり、わたしはもちろん、本人はまったくやる気がなくなっている、そんな状態だったんです。
その後、PCだけで過ごしていたためか、何も欲しがらなかったのですが、少しこのころネットゲームにもあきてきたのでしょうか? アルバイトに行こうかな〜などと話したことがあります。
どうせ勉強しないなら、それもいいかもしれない。
とにかく、PCから離れてほしかったので、土日だけという約束で許しました。
それからは、土日といえば、お昼まで寝ていましたが、一度アルバイトに遅刻していくと、遅れていくことはナンセンスだということ。
当たり前なのことですが、他人から言われることはききますね^^
ましてや、アルバイトとは言っても、お金をいただくということは、お仕事です。責任があります。
知らず知らずのうちに、土日に早く起きるためには、前の日は少し早めに寝る、きちんと間に合うように行く。が守れるようにがんばってくれました。
今、高校2年になって、学校もぎりぎりに出かけていた人が、余裕を持って出かけるようにもなりました。
また、PCに向かうことを、突然 「俺、勉強する。PCはやらない。」
びっくりしましたが、言葉だけでも、その日限りでいい。という気持ちで、 何も言わずに、見守っていました。
2年になって始めてのテスト。
塾のはしごをするほど、勉強をして、 成績も、下から数えたほうがよかった人が、 上から数えたほうがいいまでになったんです。
成績ばかりではありませんが、やればできる!
というのを、実感でき、自身もついたでしょう!
親のわたしがいうのが、一番効果がなかったんですね^^; 何も言わなくなったら、この結果です。
とことん落ちたのも、無駄ではありませんね。
でも、また自信がなくなったり、いやになったり、ネットに逃げたりということもあると思います。
今度は、がみがみ言うのはやめておこうと、思いました
^^ ありがとうございました。
返信(管理人)
りんりんさん
本当によかったですね。
お母さんの丁寧に考えて行動したことが、ひとつひとつ息子さんの中には 目に見えなくとも残っていたのかもしれませんね。
家の中で依存のことに触れずに、外にでた機会に話すというのも いいアイディアだと思います。
家庭内でイライラするときには、家にいては気分転換にもならずにそのままどっぷり大ゲンカにはまるケースもありますものね。
外というのは他にもいろいろ自然と刺激を受ける結果になりマイナス方向だけに思いつめるのを防ぐことにもなると思います。
ゲームから離れ始めた時期にアルバイトというのも、グットタイミングだったのではないかしら。
お母さんが成績にこだわらずに、アルバイトをさせてあげたのも大変な判断だったと思いますが、本人にはよかったのでしょうね。
現実社会にいろいろと居場所ができてくれば、ネットの中に居場所がなくても生活していけると思います。
確かにまだこの先も、辛いことやどうしようもない事に出会うとネットに逃げる可能性はないとは言い切れないかもしれません。
今の時期に、ネットは自分が利用するものであって、ネットに縛られる(依存)生活はおかしなことだというように、 ネットに関する認識が変わってくれるといですね。
ホッとするご報告ありがとうございました。
皆さんの参考になるとうれしいと思います。
返信(リンリン)
>管理人さん
お返事、ありがとうございますっ!
今、まさに期末試験前なんですね。それで、前回同様、勉強はどうするのかな〜って、ちょっと楽しんで、様子を見てました^m^
ずいぶん、私も余裕ができてきたようです。
ちょっとぐらいキレテも、動じないようになりましたし・・・
中間のときほどはやらないかも〜って思っていましたが、 家では集中できないといって、学校からそのまま塾で自主学、10時過ぎに帰宅して、寝るまではオンラインゲーム。
とは言っても、ゲームをしているというより、知り合った仲間同士で、チャットをしているようです。
自分でリズムができているようで、弟たちにちょっかいはかけるものの、少しおだやかになってきました。
塾で行われるミニテストの結果にも満足しているようで、受験コースにまで進みました。
今回は前回より上を目標に・・・と、自分で決めて、がんばっています。
話もよくしてくれるんですよ(^^)
今、願っているのが、高校生活を勉強だけでなく、もっと楽しんでほしいな〜ということです。
まるで予備校のようでは、あじけないですもんね。
結局、本人を信じてあげることで、何も口出しはしないで、本人から何か相談をされたときは、ちゃーんと話を聞いてあげる。 ちょっとでも、いい結果が出たときは、ほめてあげる。
思うような結果が出なかったときは、はげましてあげる。
この当たり前のことができていませんでした。
また、感情的になることもあると思いますが、この経験を思い出して、そのときそのとき、一生懸命に見守っていきたいと思います。
参考になればうれしいです(^^)