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このサイトのポジション(位置づけ) ◆
このサイトは『インターネット依存症』というものを、多くの人に知ってもらうことにより『ネット依存』の人間を作らないという予防を目的として作られたサイトです。
ですので、治療法については専門的な意見を記載することはひかえたいと思います。
ただいくつかの体験談と、それにもとづいた復帰の手引きを載せていますので参考になるかどうか、サイトをおとずれた方の判断にゆだねたいと思います。
悩み体験談のコーナーにもこれまで皆様からいただいたご相談と、できるだけの助言等を掲載しておりますのでご覧下さい。
また、ご参考までに専門家のお話も頂いておりますのでご覧下さい。
(こちらからどうぞ→「専門家にお聞きしました」)
◆*インターネット依存症からの回復◆*
『インターネット依存症』は新たな臨床疾患として注目されつつありますが、まだそのはっきりした対処法や治療法はないようです。
海外ではネット依存の人の更正施設がある国もあるのですが、日本ではネット依存専門医もいまのところはないようです。
ここでは家族や本人が依存で苦しみ、そこから回復したという人の経験談と、いくつかの回復につながるかもしれないと考えられる方法を載せています。
いずれも医学的根拠はありませんので、確かな治療法とはいえません。
ですが、依存の傾向が見られ始める早期の段階であったり、子どもが小さい場合は家族の力で依存から復帰させることが可能かもしれないと思われるケースもあります。
また、ご自身やご家族がこうやって克服したというような体験談がありましたら、是非
等にて教えていただきたいと思います。
軽度
軽度の依存症の場合、身近な人間がその人の日常のインターネットの使い方をよく見ないと『依存かもしれない』と判断することは難しいかもしれません。
本人に自覚がない場合がほとんどです。
- 用もないのに何となくインターネットにつないでしまう。
- 今までしていたことをせずインターネットをするようになる
- 周囲から見てインターネットをしすぎだと感じる
- 常に携帯電話を手にしている など
重度
重度の依存症になると、自分自身や家族の力で回復することはきわめて難しくなります。
症状としては
- 会社をやめる、学校に行かなくなる。
- パソコンを取り上げようとすると切れる。暴力をふるう。
- インターネット以外のことはしなくなる。
- 性格や考えることがまるで別人のようになってしまう。
など他にもいろいろと深刻な問題があります。
家族の崩壊につながっていくケースもあります。
家族の力だけではどうにもならない。 ではどうしたらよいのでしょう?
依存症のサイトではほとんどの場合が「専門医にかかることをお薦めします」とありますが、インターネット依存症だけを扱っている専門医はまだないようです。
ですが病状によってうつ病や神経症を併発することが多く、精神神経科や診療内科などで診察を受けている方が多いようです。
病院に通わずとも治ったケース
--- 依存症から回復した人や家族の体験を記載してあります ---
◇ 自分自身で回復したケース ◇
- インターネットに飽きる
- 周りの依存傾向のある人をみて嫌になる
- たまたまネットに接続できない期間があり、一時的に遠ざかったことにより気分が楽になった。
- ネット上で嫌な思いや怖い思いをする
- パソコンが壊れる
- インターネットへの接続ができなくなる(料金未払いなど)
◇
周囲の人の力によって依存から回復したケース ◇
- 客観的に自分をみるようにいう。
- 失ったものはないか気付かせる(恋人・友達・勉強・仕事)
- 依存症の人間をみせる。
- ほかの事に興味を持たせる。
◆ パソコンを手放せない場合はパソコンを利用したほかのこと(絵を描く)などに興味を持たせる
◆ まったく違うものに興味を持たせる(本を読む、音楽に興味を持つ、友達と遊ぶ)
- インターネットを始める前は何をしていたか思い出させる。
- パソコン・携帯を取り上げる。
- 依存から回復した人の体験談を話す、見せる。
- 依存で苦しむ人の体験談を話す、見せる。
ただ重度依存の人は「自覚がない場合」や「自分が依存だと認めたくない場合」、また「依存だからどうした?」と開き直る場合があり、風邪薬を飲むように簡単に治すことはできません。
心してかかっても、家族や本人が心身共にひどく傷つく可能性も高いと思います。
また、重度の場合性格も考え方も変わってしまっているので、パソコンを取り上げようとして喧嘩になる、押さえ切れない衝動を暴力にして、身内や外に向けて発散してしまうかもしれません。
予期せぬことが起こる可能性も考えに入れなければならないと思います。
◇ 病気と判断しづらいケース ◇
ネット依存の難しい面はいろいろあります。
症状として一概に病気と判断しづらいケースもあるようです。
鬱症状や「会社に行けない・学校に行けない」などの状態は分かりやすいのですが、学校へは毎日行っており一見普通の生活をしている。ですが『インターネット依存』というケースもあります。
例えばよくあるケースですが、
北海道に住む普通の高校生がいます。
毎日学校へ行き友達もいます。だれから見ても普通の高校生です。
ここ半年ほど、彼は家に帰るとパソコンを立ち上げ、食事に30分くらいリビングに来るほかは自室でインターネットをしています。
テレビも最近では面白くないようで、見ることはありません。
毎晩ネットでコミュニティサイトへ行き、いろんな人と話したりチャットをしています。
特定のチャット相手もいて、今度東京に住んでいるという彼女と会う約束をしています。
相手は自称23歳の主婦です。
このケースの場合、インターネット依存症と判断できるでしょうか?
なにが問題だと感じるでしょうか?
これは人によってかなり解釈が違う問題です。
もし彼に「ネットは一週間やめなさい」といったら彼はどんな反応をするのでしょう?
- 携帯でチャットをする
- 隠れてネットをするようになる
- 切れて親に暴力を振るう
- むしゃくしゃして通りがかりの人を殴る
一見普通の高校生の彼。
普通の日常の中に、見た目にはわからない『依存』の怖さは潜んでいるのです。
取り返しが付かない状態にならないように周囲の人が知識を身につけ早期に復帰への手引きができるといいと思います。