ネットに依存した経験がある人の話を聞くと、依存する原因がインターネットやその道具以外にあることが分かります。その原因について考えてみることで依存を予防することができます。
ネットに依存する人、しない人
ネットに依存する人としない人がいます。どんな違いがあるのでしょう?
ネットに依存しない人
- 生活リズムがはっきりしている(朝ごはん、学校、帰宅後の時間配分)
- 自分のやりたいことがある(将来やりたいこと、趣味、楽しみ)
- ありのままの自分が好き
- 人に感謝する気持ちがある
- ポジティブな考えかたができる
- お手伝いをする
- 家族でいろんな話をする
- 関心のアンテナを立てている
- いろいろなことを体験、経験をしている
- ネット依存に関する知識がある
- 部活動や習い事をしていてネットをする時間がない
など
ネットに依存しやすい人
- 非常にこだわりが強い
- 自分に自信がない
- 暇な時間の過ごし方を考えられない
- 将来やりたいと思えることがない
- 時間に対して意識がない
- 計画や予定など先のことを考えるのが苦手
- めんどうくさがり
- いつでも人に合わせてしまう
- 気分転換が苦手
- 小さいころからの遊びがネット・ゲームが中心
- 信頼できる大人や友だちがいない
など
ネットに依存しないためには準備やいろいろな工夫が必要です
使う時間を決める
親と一緒に使う
誰かが見ていると長い時間使いづらいものです
ネット依存について調べる
自分で調べることで理解がしやすくなる
使う場所を決める
リビングなど使う場所を決め、だらだらと使うのをさける
物事に優先順位をつける
”大事なこと””やらなくてはいけないこと”は先にすませる
使う目的を決めておく
勉強、調べ物、家族の連絡など使う目的をはっきりと決めておく
スポーツをする
運動は気分転換やストレス発散になります
いろいろなことに興味をもつ
ほかの楽しみや物事、いろいろな人に興味を持つことで”ネットばっかり”になるのを避ける
将来やりたいことをみつける
「ひまつぶし」「すきま時間」に使わない
人の心身も脳もぼんやりする時間が必要です
ストレス発散に利用しない
ネットは簡単に使えるので、ストレス発散に使うとやめられなくなります
ほかにもアイデアがないか自分で考えてみよう