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Vol.3 子どもたちも疲れている・・・?! SNS疲れ

SNSは利用が広がるにつれ、問題点も多く指摘されていますが、今回はSNS疲れについて特集します。

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用に疲れを感じる人が増え、最近では社会問題としてメディアでも取り上げられるようになりました。

◆ソーシャルネットワーキング(SNS)とは

ソーシャルネットワーキングサービスというのは、mixiやfacebook、Twitterに代表されるように、インターネット上での人と人とのつながりを構築するサービスです。
お互いのプロフィールや日記、いまどうしているか?などの情報をWEBで紹介することで、情報の共有、趣味の共有、実生活での活用を目的としています。
実生活上での知人(現在・過去)と気軽につながれることや、インターネット上で初めて知り合う人とも気軽につながることができるため、爆発的に世界中に広がっています。さらにスマートフォンの登場でその利用に拍車がかかっています。

◆ソーシャルネットワーキング(SNS)疲れとは?

SNSの利用によって、精神的疲労、身体的疲労を感じること、またはその疲れに気づかずに隠れ疲労になってしまうこと。
過度の利用時間からくるものや、人間関係によるストレスなどがあげられますが、いずれも楽しさ、便利さなどから気軽にはじめているので疲労に気づきにくいという点もあるようです。

SNS利用者は楽しく、自分が好きでやっていることだから疲れることも問題ではないように感じます。
ところが、本人が気づかないうちに深刻なほど疲れがたまってしまうこともあります。 倦怠感が抜けない、昼間の集中力に欠ける、頭がボーっとしている、肌の状態が悪くなるなど、サインはあるので、気をつけて利用しましょう。
いろいろなサイトでも取り上げられているようですが、SNS疲れの原因はどんなものがあるのか、gooランキングを参考にしてみました。

◆『ソーシャルネットワーキング疲れの原因となっていることランキング』 2011年11月調査・掲載

  • 1位 毎日Twitterにベッタリ張り付きでみている
  • 2位 各SNSとTwitterを連携している
  • 3位 毎日フォロワー数をチェックしている
  • 4位 「いいね!」をつけてほしくて投稿ばかりしている
  • 5位 ソーシャルゲームのお誘いが頻繁にくる
  • 6位 ネガティブツイートばかり目に入る
  • 7位 自分の友達の数が可視化される
  • 8位 他人がTwitterで爆弾発言をしてたたかれているのが目に入る
  • 9位 会社の付き合いで嫌々友達リクエストを承認している
  • 10位 ネガティブツイートばかりしている
  • 11位 リストをみて友達リクエストを申請している
  • 12位 友達のドヤ顔アイコンが目に入る
  • 13位 自分が誘われていない飲み会の存在をSNSで知る
  • 14位 発言によって公開範囲を設定してつぶやいている
  • 15位 ふぁぼられているかを細かくチェックしている

読んでいるだけで『確かに疲れそう・・・』と思いますよね。
でも原因を知れば、上手に回避しながら利用することも可能そうですね。

◆子どもとSNS

ところで・・・SNSは子どもたちの間でも広がっています。
SNSを提供しているサービスは多く、SNSゲームサイトなどもあります。
ゲームのプレイヤーとして、また自分のプロフィールや日記・つぶやきなどのサービス機能を使って同級生やネットで知り合った人とコミュニケーションをとる小学生も珍しくありません。
小学生、中学生、高校生、大学生と学年があがるにつれ、利用するサイトに違いもみられますが、インターネットを利用している学生はSNSサービスを利用している傾向にあるようです。

では、子どもたちにSNS疲れはないのでしょうか?

エンジェルズアイズでは、以前依存の問題を元に、SNSを利用している高校生にSNSにはまる理由をきいてみたところ、いくつか挙げてくれました。

  • ■ 彼氏(彼女)のログイン状態が気になる
  • ■ 試験前日などに勉強状況などをチャットする
  • ■ 友だちの書き込みが気になり明け方まで見てしまう
  • ■ ミクシィのコミュの情報をチェックしていないと不安になる
  • ■ 友だちがの行動が気になる
  • ■ 友だちの数やフォロワーの数が気になる

これらのことが原因となってSNSを過剰利用したり、深夜・明け方まで利用し、疲れてしまうこともあるそうです。

昔は想像の域であったことが可視化され、いつ、どこにいても知ることが出来るようになったのですから、気になることだらけです。ついなにも意識せずに利用していると、何時間でも利用してしまうこともあります。過度の利用は眼精疲労、肩こりなどの疲れも出てきますし、精神的にもとても疲れてしまいます。疲れからイライラしてしまったり、勉強や家族とのコミュニケーションに問題が生じてしまうこともあるようです。

成績が下がってきたり、受験などと重なるとその負担はさらに大きくなります。また現実に問題を抱えるとネットの世界に逃避してしまうことも考えられます。
SNSとの付き合い方は、インターネットの利用を始めるときから、しっかりと話し合い、
* 深夜は利用しない
* 疲れたら、ずるずる利用せずにきっぱり休む
* ネガティブな要素な時は深追いしない
などの習慣づけをするほうが、将来大人になったとき、また社会に出てからSNSと上手に付き合っていきやすくなり、ラクになるでしょう。

SNSの使いすぎから朝起きることも辛かったり、授業中も頭がすっきりしなかったり、視力が落ちてきたりして疲れを自覚したら、まずは、自分のために休むということを身につけることからはじめましょう。

疲れていても、SNSの利用がやめられないと感じるひとはすでに、SNSに依存しているのかもしれません。特に気をつけて依存チェックとともに依存状態から抜け出すことも考えてくださいね。

エンジェルズアイズ 遠藤美季 2012/05/18

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